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家の中で、知らないうちに“力んでいる”?

―― 寒暖差がつくる、見えない疲れのしくみ ――

こんにちは、福岡のビオハウジング

健康オタクの住宅設計士、竹森哲也です。

「家の中にいるだけなのに、夕方になると肩が重いんです」

そう言われる方、意外と多いんです。

でも実は、その“疲れ”にはちゃんと理由があります。

それは――

私たちの身体が、気づかないうちにずっと「力み続けている」から。


1. じっとしているのに疲れるのはなぜ?

── 体は“内部の温度”を守るために働き続けている

たとえ動いていなくても、人の体はずっと調整しています。

  • 外が寒い

     → 体温を逃がさないように 筋肉がキュッと縮む

  • 外が暖かい

     → 熱を逃がすために 血管が広がる

この調整は意識では止められません。

自律神経が自動で行うものだからです。

つまり、

環境の変化が大きいほど、体の中では“小さな力み”が積み重なっていく。


2. 家の温度差が「こっそり力む体」をつくる

── 肩や背中の緊張は、実は環境反応

たとえば…

  • 朝だけ急に冷える

  • リビングと廊下が5〜7℃違う

  • 1階と2階で体感がガラッと変わる

こういう温度差に出会うたびに、体は微調整をします。

そのたびに、

肩の付け根がキュッ、背中がギュッ

血管が閉じたり開いたり

ほんのわずかでも、

これが一日何十回も重なれば、夕方には“ぐったり”するのは自然なことなのです。

つまり、

知らないうちに体がぼーっとがんばってしまっている。

これが「見えない疲れ」の正体です。


3. 家の性能が変わると、身体はこんなに楽になる

── 断熱・気密は「体のがんばりを減らす装置」

温度差をゆるやかにすると、体は急な反応をしなくてよくなります。

  • 肩がこりにくい

  • 冷えが軽くなる

  • 気分が落ち込みにくい

  • 子どもがぐずりにくい

  • 夜の寝つきが良くなる

これらはすべて、

「無意識の力み」が減った証拠。

家が、外の変化を“代わりに受け止めてくれる”からです。

たとえるなら…

  • 外は荒波

  • 家が防波堤

  • その内側で私たちは静かな水面のように過ごせる

そんな関係です。


4. 暮らしの中で起きやすい“力みパターン”

● ケース①:朝起きた瞬間の肩こり

寝室が冷える ↓

体が温度を守るために肩・首がずっと緊張 ↓

目覚めた瞬間に「しんどい…」となる

● ケース②:夕方、子どもがぐずりやすい

小さな温度差に体が何度も反応 ↓

エネルギーが消耗 ↓

疲れやすくなる

これは性格でも体質でもなく、

環境に体が正直に反応しているだけ。


5. まとめ

人は「動いていないから疲れない」わけではありません。

実はその逆で…

温度差があるほど、体は無意識に“がんばってしまう”。

家がその負担を肩代わりしてくれると、

暮らしの疲れ方がほんとうに変わります。

“知らないうちに力んでいる家”から、

“知らないうちにゆるんでいく家”へ。

ビオハウジングがつくりたいのは、そんな住まいです。

1. ブログ本文用 FAQ(人が読む形)

Q1. 家の中にいるだけなのに、夕方ぐったり疲れるのはなぜですか?

A. 外との寒暖差や、部屋ごとの温度差に体が反応して、筋肉や血管が何度も調整をくり返すからです。動いていないつもりでも、体の中では“こっそり力み続けている状態”になり、知らないうちにエネルギーを消耗してしまいます。


Q2. 室内の温度差は、どれくらいまでなら体に負担が少ないですか?

A. 体感として、部屋を移動したときに「ひんやり」「むわっと」とはっきり感じる差があると、自律神経の負担が大きくなります。目安としては、家の中のどこへ行っても 2〜3℃程度の差におさまっていると、体の“びっくり反応”が少なくて済む と考えてよいでしょう。


Q3. 高断熱・高気密の家にすると、本当に体は楽になりますか?

A. はい。外気温の変化を家が先に受け止めてくれるので、体が急いで対応する場面が減ります。その結果、肩や首のこり、冷え、夕方のだるさが軽くなったという声は多いです。「省エネ」だけでなく、「体のがんばりを減らす」という健康面のメリットも大きい と感じています。


Q4. 今の家でも、今日からできる寒暖差対策はありますか?

A. あります。たとえば

  • 廊下や脱衣室のドアを開けておき、極端な温度ムラを減らす

  • 寝室だけは暖かさをキープし、朝の“冷えショック”を避ける

  • 足元が冷える場所にはラグやスリッパを使い、床からの冷えをやわらげる

    といった小さな工夫でも、体の“無意識の力み”を減らす助け になります。

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