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TOP性能ブログ断熱性能が良い家は快適か?そのデメリット その9 高断熱住宅は本当に高い?|初期コストと光熱費のバランス

断熱性能が良い家は快適か?そのデメリット その9 高断熱住宅は本当に高い?|初期コストと光熱費のバランス

「高断熱住宅って、やっぱり高い?」

家づくりを考えるとき、よく出てくる疑問です。

実際、断熱等級6〜7に対応した家づくりを目指す場合は、
以下のようなグレードアップが必要になります:

  • 高性能な断熱材(付加断熱・自然素材系など) ビオハウジングでは壁も呼吸し調湿し、匂いも分解します。

  • トリプルガラスや樹脂サッシなどの高性能窓 ビオハウジングではトリプルガラスが標準仕様です。

  • 隙間を極限まで減らす高精度な気密施工(C値対策)ビオハウジングではC値 0.2

これらを取り入れることで、初期コストは確かに上がります。


でも本当に考えるべきは「トータルコスト」

福岡・北九州のような夏の蒸し暑さ・冬の底冷えが混在する地域では、

断熱性能が快適性・光熱費に与える影響が非常に大きくなります。

例えばこんな比較が可能です:

仕様 建築コスト 月の光熱費 30年後の合計コスト
一般的な断熱仕様 △安い △高い △コスト増(光熱費合算)
高断熱高気密仕様 ▲やや高い ◎低い ◎トータルで安い場合も

※各家庭の設備仕様・生活スタイルによって異なります。

当社では「断熱仕様ごとの光熱費シミュレーション」も対応可能です。


「快適性」もコストに含まれる時代へ

高断熱の家では、室温のムラが少なく、朝晩も寒暖差が少ないため、

  • ヒートショックのリスクが減る

  • エアコン一台で家じゅうが温まる/涼しくなる

  • 外の騒音も遮断され、静かな暮らしに

  • 家族の健康・睡眠の質が向上

といった**“見えない価値”**も得られます。

「医療費が減った」「家にいる時間が長くなってストレスが減った」

という声も実際に寄せられています。


当社のご提案|性能とコストの“ちょうどいい”設計

福岡・北九州エリアで家を建てる皆さまへ。

私たちビオハウジングでは、性能とコストの最適なバランスを見極めながら、

以下のような提案をしています:

  • 「初期投資 vs 光熱費削減額」を見える化するライフサイクルコスト試算

  • 部位別に断熱性能を調整してコストを抑える「ゾーン断熱提案」

  • 高断熱+自然素材で“空気も肌も心地よい家”を設計

「高ければ良い」ではなく、「本当に必要な断熱性能を見極めて建てる」ことが大切だと考えています。


まとめ

家を建てるということは、「これから数十年の暮らしを選ぶ」ということでもあります。

物価・電気代・ガス代が高騰していく中、“建てた後にかかるお金”まで見据えて設計する人が増えています。

初期費用が高く感じられる高断熱住宅も、光熱費の削減や快適性の向上、健康メリットを加味すると、結果的にお得になるケースが多いのです。

福岡・北九州エリアで「将来も安心できる家」をご検討中の方は、ぜひ断熱性能とコストのバランスについてお気軽にご相談ください。

ご希望の方には、断熱グレードごとの光熱費シミュレーション資料もご提供しています。

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