AIR CONDITIONING

全館空調

TOP性能について全館空調

「夏の小屋裏エアコン」
「冬の床下エアコン」を
導入することで、
経済的で快適な暮らしが実現

一般的な全館空調のように高価な専用機器は必要ありません。
ビオハウジングの家では、夏は小屋裏に設置したエアコン、冬は床下のエアコンを活かすだけで、家中どこにいても快適な温度が保たれます。
しかも使うのは市販の家庭用エアコンだから、導入も維持も経済的。心地よさと安心を、ムリなく実現できます。

  • 家中の温度差を限りなく少なく設計

    ビオハウジングの家は、家中の温度差を限りなく少なく設計されています。冬は足元からじんわりと暖かく、夏は天井からふんわりと涼しい。1階も2階も、廊下も脱衣所もトイレも――。家のどこにいてもほぼ一定の温度が保たれる暮らしは、想像以上に私たちの身体と心を変えてくれます。

    たとえば健康面では、寒暖差によるヒートショックのリスクが大幅に軽減されますし、冷え性や肩こり、アレルギー症状の緩和にもつながります。さらに、温度差によるストレスが減ることで自律神経も安定しやすくなり、心身ともに落ち着いた日常が築かれます。経済面でも大きな利点があります。部屋ごとにエアコンを設置する必要がなく、家庭用のエアコン1〜2台で家全体を快適に保てるため、電気代を大幅に抑えることができます。さらに、効率的なエネルギー利用はランニングコストの削減にもつながり、将来的には医療費の予防や冷暖房機器の買い替え頻度の低下といったかたちでも、静かに経済性を支えてくれます。
    そして何より、暮らしそのものが変わります。脱衣所やトイレが寒くないというだけで、生活の“小さな不快”がひとつずつ消えていきます。子どもや高齢の家族が、どこにいても安心して過ごせること。「あの部屋は寒いから行きたくない」「あそこは夏は暑いから閉め切っておこう」といった無意識の我慢がなくなり、住まいのすみずみまでが生きた空間になります。

    温度差のない住まいとは、単なる「快適さ」を超えた価値をもたらしてくれます。健康、経済性、そして日々の安心感――そのすべてが満たされる暮らし。それこそが、私たちが考える“真の快適性”です。

  • たった2台の家庭用エアコンでOK。導入&維持コストが安い

    ビオハウジングでは、全館空調に“家庭用エアコン”を使うというシンプルで賢い仕組みを採用しています。その秘密は、「夏は小屋裏(天井付近)から冷房」「冬は床下から暖房」という空気の流れを活かした設計にあります。一般的な全館空調では、高価な専用機器を使い、家じゅうに複雑なダクト(空気の通り道)を張り巡らせる必要があります。その分、導入時に数百万円規模の設備費がかかり、定期的なフィルター清掃や部品交換などの維持管理費も発生します。

    • 「安く・簡単・安心」で続けられる

      ビオハウジングの全館空調は、市販のエアコンを2台使うだけ。特殊な機械や配管が不要。メンテナンスも一般的な家庭用エアコンと同じで簡単という特長があり、導入コストは抑えられ、維持費も安く済みます。

      ・高額な専用空調機器 → 不要
      ・業者による定期点検 → 不要
      ・故障時も一般的なエアコン対応 → 交換・修理コストが安い

    • 光熱費を大幅カット

      HEAT20 G2.5レベルの高断熱性能と組み合わせることで、冷暖房の効率が非常に高くなり、エアコン2台でも1年中快適に暮らせるのです。無駄なエネルギーを使わないから、毎月の光熱費も抑えられ、長い目で見て大きな節約につながります。

      ・冷暖房効率が高い → 少ない台数で家中快適
      ・無駄なエネルギー消費を削減 → 月々の負担を軽減
      ・長期的に見れば → 家計にも地球環境にもやさしい

  • 全棟熱交換型の第一種換気システムを採用

    ビオハウジングの家では、すべての住宅に熱交換型の第一種換気システムを採用しています。これは、外の空気と入れ替えながら、室内の快適な温度をそのまま保てる仕組みです。たとえば冬、せっかく暖房で温めた空気を、ただ外に逃がしてしまうのではなく、その熱エネルギーを回収して再利用することで、室内の温度を保ったまま新鮮な空気を取り込めます。冷暖房の負担が減ることで、光熱費を大きく抑えられるという経済的なメリットも生まれます。

    さらにこの換気システムに空気清浄機を連動させることで、家中の空気をまるごとクリーンに保つことが可能になります。一般的な空気清浄機のように「部屋ごと」ではなく、「家全体」の空気を一括管理できるため、花粉、ホコリ、PM2.5、ウイルスや細菌の粒子までも、フィルターでしっかり除去することができます。
    こうして整えられた空気は、アレルギーを持つ方や、呼吸器の弱いお子さま、ご高齢の方にとっても非常にやさしい環境となり、健康面での安心感を日々の暮らしに届けてくれます。またペットと暮らすご家庭でも、毛やにおいの拡散を抑え、清潔な空間を保ちやすくなります。

    目には見えないけれど、私たちが1日に2万回も吸い込む「空気」は、実は最も大切な“住まいの中のインフラ”です。その空気の温度、流れ、質までを計算し、家の設計に組み込んで整えていくことこそが、快適で経済的、そして健康的な暮らしを支える力になる。それが、私たちビオハウジングの考える「空気から設計する家」の本質です。

  • 音も風も穏やか。森のように静かな全館空調

    ビオハウジングの全館空調は、小屋裏と床下に設置した家庭用エアコンを活用し、天井と床下から家全体にやさしく空気を届ける仕組みです。風が直接肌に当たらないため、「冷風がつらい」「喉が乾燥する」といったエアコン特有の不快感がなく、室内の空気はまるで森の中をそよぐ風のように、ふんわりと穏やかに循環します。その快適さは、五感で感じる静けさとやさしさそのものです。

    この仕組みは、一般的な第三種換気とは大きく異なります。第三種換気は排気のみを機械で行い、給気は自然まかせという方法ですが、冬は冷たい外気が直接流れ込み、給気口まわりが寒くなりがちです。夏は逆に熱気が入り込み、空調の効きが悪くなることも。また、外風の強さや気圧差によって換気量が不安定になるため、室内の空気にムラが生まれやすくなります。さらに、排気ファンの動作音は35〜40dBほどと意外に大きく、寝室や子ども部屋では気になるという声も少なくありません。特に気密性の高い住宅では、空気の流れが確保できず、結果として快適性を損なうケースもあります。

    一方でビオハウジングの全館空調は、第一種熱交換換気と組み合わせることで、温度・湿度の整った空気をやさしくコントロールします。外気との入れ替えを行いながらも、冷暖房した空気の快適さはしっかりと保たれ、空間全体が緩やかに整っていきます。空気はしっかり流れているのに、風の刺激はほとんどなく、からだにやさしく届く空調。動作音も20dB前後と非常に静かで、赤ちゃんのお昼寝中や就寝時、集中したい勉強時間にも気にならず、暮らしのリズムを邪魔しません。

    「風がおだやかで、快適」――それがビオハウジングが考える、本物の全館空調です。家のどこにいても、風も音も気にならず、ただ空間に溶け込むように静かで清らかな空気が流れる。それは、心と身体をそっと整えるような、やさしい設計です。

  • 床・壁のカビや結露のリスクが少ない

    ビオハウジングの家は、高断熱・高気密性能に加え、熱交換型第一種換気を採用することで、外気の冷えや乾燥を抑えつつ、室内の湿度を安定させています。

    さらに、私たちは調湿性の高い壁構造にもこだわっています。漆喰や和紙、無垢材などの自然素材に加え、水分の吸放出ができる特殊な構造材や下地処理を採用。これにより、室内の空気が乾燥すれば自然に湿気を放出し、湿気が多いときには吸収する――そんな“呼吸する壁”が、住まい全体を包みます。
    このしくみにより、加湿器に頼らなくても、冬場の湿度が40〜50%前後で自然に安定。 過度な乾燥によるウイルスの活性化や肌・喉のトラブルも軽減され、体へのストレスが小さい環境が保たれます。

    また、壁内結露や床下の湿気を抑えることで、カビやダニの発生を防止。 住まいの耐久性を守るだけでなく、ぜんそくやアレルギーといった健康リスクの低減にもつながります。空気をつくるのではなく、空気が整っている。そんな自然のリズムに寄り添う室内環境が、ビオハウジングの家には備わっています。