【発酵食堂ぷくぷく】ロマネスコを収穫しました。畑で出会う「ちいさな宇宙人」
こんにちは、福岡のビオハウジング
健康オタクの住宅設計士・竹森哲也です。
福岡・北九州で注文住宅の工務店をしつつ、
台所の延長線上みたいな場所として「発酵食堂ぷくぷく」を続けています。
畑で「宇宙人」をつかまえた日

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収穫の日、畑のうねの間を歩いていると
土の上から ちょこんと黄緑のトゲトゲ が顔を出していました。 -
近づいてみると、
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松ぼっくりみたいで
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サボテンみたいでもあって
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でも 触るとひんやりやわらかい。
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手でそっと包むと、
「よくここまで大きくなったなあ」と、
つい話しかけたくなるような、不思議な存在感。
今日は、この子――ロマネスコを、
畑から台所、そして食卓まで連れていくお話です。
ロマネスコって、どんな野菜?

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仲間としては
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カリフラワーの仲間(ブロッコリーの親戚)です。
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見た目の特徴
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黄緑色で、つぶつぶが とんがった山 になっている
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その山が、また小さな山の集まりになっている
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味と食感
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味:カリフラワーより 甘みがはっきり、ブロッコリーよりクセが少なめ
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食感:さっと火を通すと
ホクッ + ほんのりコリッ が同時に来る感じ
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ゆで上がったロマネスコに顔を近づけると、
キャベツやブロッコリーとは少し違う、
青くて甘い、やさしい湯気の匂い が立ちのぼります。
あのクルクルした“トゲトゲ”は、なぜできる?
難しい話は置いておいて、
できるだけ 台所目線 で言うと…
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ロマネスコの頭の部分は
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たくさんの「つぼみのかたまり」です。
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そのつぼみが
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「ひとつ大きな房」ではなく
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「同じかたちの小さな房」たちに分かれていく
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その「同じかたちの房」が、何度も何度もくり返されるので
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全体を見ても
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途中を見ても
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どこを切り取っても
似たようなトゲトゲの“山”が出てくる
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数学の世界では、こういうのを
フラクタル(同じ模様がくり返される形) と呼びますが、
ぷくぷく的にはもう少しざっくり、
「自分にそっくりな形を、何度も何度もくり返したら、
ロマネスコになりました」
くらいの理解で、十分楽しいと思っています。
収穫のタイミングは「ぎゅっ」とした感触で
ロマネスコは、収穫タイミングで味が大きく変わる 野菜です。
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ベストなとき
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手で触ってみて、
頭の部分が ぎゅっ、と締まって硬い 感じ -
つぶつぶが開いておらず、表面が詰まって見える
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ちょっと遅めのサイン
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先端が開きはじめて、
ひとつひとつの粒がバラけて見える -
色が少し黄ばんだり、白っぽくなってくる
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畑で迷ったときは、いつも
「あ、いまが一番きれいだな」と思ったときに切る
この感覚を大事にしています。
ぷくぷく流・いちばんラクでおいしい食べ方2つ
① さっと湯がいて、醤油麹をちょん
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下ごしらえ
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ロマネスコを小房に分ける
(多少ゴツくても気にしないでOK)
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ゆで方
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鍋にお湯+塩を少し
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ロマネスコを入れて 短めに1〜2分
→ 色が鮮やかになったらすぐザルへ
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味つけ
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水気を切ったロマネスコに
醤油麹をひとさじ、そっと和えるだけ
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仕上がり
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ホクホクの甘さと、麹のまろやかな塩味
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冷めてもおいしく、お弁当にも◎
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口に入れたとき、
カリフラワーより軽くて、ブロッコリーよりやさしい
そんな不思議な真ん中の味になります。
② オーブンで「味噌ロースト」
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下ごしらえ
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小房に分けたロマネスコをボウルへ
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調味料
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味噌 :大さじ1
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油 :大さじ1(菜種油やオリーブ油など)
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お好みでみりん少々
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これをよく混ぜて、ロマネスコにからめる
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焼き方
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オーブン(または魚焼きグリル)で
表面に軽く焦げ目がつくくらいまで
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仕上がり
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外はカリッ、中はホクッ
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焦げた味噌の香りが、
ごはんを呼ぶ「危険なおかず」に変身します。
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味噌も麹も、どちらも 発酵の力。
ロマネスコと発酵調味料は、相性抜群です。
ロマネスコを食べたあとの、からだの感覚メモ
ぷくぷくでは、料理を食べたあとに**からだの“声”**を
少しだけ観察するクセをつけています。
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よく噛まないと飲み込めないので、
→ 食事のスピードが自然と落ちる -
麹や味噌と合わせることで
→ 塩味がきつくならず、あと口が軽い -
お腹がパンパンに張る感じが少なく
→ 「あ、ちょうどいいな」という満腹感で止まりやすい
住まいでいうと、
断熱や換気が整った家に近い感覚に似ています。
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どこか一部がガンガンに冷やされているのではなく
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家全体がじんわり整っていて、
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体が「がんばらなくていい」状態になる
ロマネスコ×発酵調味料のごはんは、
そんな 静かな安心感 をくれる一品だなあと感じます。
ぷくぷくの畑と、ビオハウジングの家づくり
福岡・北九州で家づくりをしていると、
「住む場所も、食べるものも、同じ“環境づくり”だな」と
いつも思います。
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畑では
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土と微生物が整うと、ロマネスコがのびのび育つ
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家では
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空気環境や断熱が整うと、人の体がのびのび休める
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発酵食堂ぷくぷくの台所も、
ビオハウジングの注文住宅も、
どちらも「いのちの環境をととのえる」
ひとつの実験場です。
ロマネスコをかじりながら、
そんなことをぼんやり考えた一日でした。
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Q. ロマネスコはどんな野菜ですか?
A. カリフラワーの仲間で、黄緑色のトゲトゲした山がたくさん集まった形をしています。味はカリフラワーより甘く、ブロッコリーよりクセが少なめです。 -
Q. あの不思議な形にはどんな意味があるの?
A. 小さなつぼみが同じ形で何度もくり返し集まることで、全体と一部がよく似た「フラクタル」っぽい形になると言われています。 -
Q. 収穫のタイミングはどう見分ければいいですか?
A. 触ったときに頭の部分がぎゅっと締まって硬く、つぶつぶがまだ開いていない頃が食べごろです。 -
Q. いちばん簡単な食べ方は?
A. 小房に分けてさっと塩茹でし、醤油麹をちょんとつけるだけでロマネスコの甘さがよくわかります。味噌ローストもおすすめです。