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カリフローレを収穫しました。発酵食堂プクプク流「さっと湯がいて醤油麹」

こんにちは、福岡のビオハウジング

健康オタクの住宅設計士 竹森哲也です。

今日は少し「家」から離れて、畑と台所のお話を。

朝の畑で、細長い茎の先に、白い小さな花のつぼみがふわっとついた野菜を収穫しました。

カスミソウの小さな花束みたいな姿――それが、カリフローレです。

最初は私も、

「どう料理したら、この子はいちばん喜ぶんだろう?」

と、ちょっと身構えていました。

でもあれこれ試した結果、発酵食堂プクプク的な“正解”は、驚くほどシンプルなところに落ち着きました。


カリフローレとは? カリフラワーの「スティック版」

まずは簡単に、カリフローレそのものの話から。

  • カリフラワーの仲間のスティックタイプの品種

  • 白い「もこっ」とした塊ではなく、

    細い茎の先に小さな房(つぼみ)がぽんぽんついている形

  • 色は、やわらかな黄緑の茎に、白い花蕾(からい)がちょこんとのる感じ

  • 茎からつぼみまで、まるごとコリコリ食べられるのが特徴

普通のカリフラワーよりも見た目が軽やかで、

キッチンに置いておくだけでも、ちょっと気分が上がる野菜です。


カリフローレの「いいところ」

1. コリッと甘い。茎がおいしい

カリフローレを一口かじると、まず**「コリッ」と小さな音がして、

そのあとから、ふわっと
やさしい甘さ**が出てきます。

  • クセが少なくて、野菜が苦手な人でも食べやすい

  • 特に茎の部分に甘みがぎゅっと詰まっている

  • かじった瞬間、細胞の中の水分がじゅわっと広がる感じ

収穫したてを台所でつまみ食いすると、

口の中に広がるのは「青臭さ」ではなくて、軽いナッツみたいな甘い香り

この時点で、すでにちょっと幸せです。

2. 調理がとにかくラク

カリフローレのいちばんの魅力のひとつは、とにかく段取りがラクなこと。

  • 一本一本がスティック状なので、

    → ほとんど切らずに、そのまま料理に使える

  • 房をちぎる手間も少なくて、

    → 「洗う → 湯を沸かす → さっと湯がく」で一品になる

  • 火の通りが早いので、

    → 茹で時間は1分前後で充分

忙しい日の夜、頭が疲れていても、

「とりあえず、カリフローレを湯がいておこう」

と思えるくらいの気軽さがあります。

3. いろんな料理に“ちょい足し”しやすい

カリフローレは、応用もしやすいです。

  • 生のままスティックサラダに

  • さっと湯がいて、サラダやマリネに

  • シチューやスープに、最後に加えて食感を残す

  • オーブンで焼き野菜にしても香ばしい

ただ、発酵食堂プクプクとしては――

**「あまりいじりすぎない方がおいしい野菜」**だな、と感じています。


ちょっと失敗談。「おしゃれレシピ」に寄せすぎた日

正直に言うと、最初は私も、

カリフローレを見るとつい「映えるレシピ」を作りたくなりました。

  • ベーコンとガーリックでしっかり炒めてみたり

  • マヨネーズとチーズでグラタン風にしてみたり

  • コンソメやバターでコクを足してみたり…

どれもそれなりに美味しいのですが、

どこかで 「あれ? これ、カリフローレじゃなくてもいいよね…?」 となってしまったんです。

根本原因は、「素材の声を聞く前に、レシピに寄せてしまったこと」。

  • 見た目をよくしよう

  • ボリュームを出そう

  • 「ちゃんと料理した感」を出そう

そんな気持ちが先に立って、

カリフローレ本来の甘さやコリコリ感が脇役になってしまっていたんですね。


再設計。「素材 × 発酵」をいちばんシンプルに

そこで一度立ち止まって、

「カリフローレの“いちばんおいしい瞬間”ってどこだろう?」

と考え直しました。

  • 収穫したての、あのコリッとした歯ごたえ

  • 噛んだ後に、後からじんわり出てくる甘さ

  • 茎の中の水分が、口の中でパッとほどける感じ

それをそのまま生かすには――

**「さっと湯がいて、醤油麹をちょこっと」**がいちばんしっくりきました。

ここから、発酵食堂プクプクの定番になった食べ方をご紹介します。


発酵食堂プクプク流

カリフローレの「さっと湯がき+醤油麹」

材料(2〜3人分)

  • カリフローレ … 1株

  • 塩 … ひとつまみ(茹でる用)

  • 醤油麹 … 適量(小鉢に1〜2杯)

※醤油麹がない場合は、醤油+麹でもOKです。

下ごしらえ

  1. カリフローレを軽く水洗いして、泥を落とす

  2. 大きすぎる房だけ、手でぽきっと半分に折る

    → 包丁をほとんど使わなくて大丈夫です

茹で方

  1. 鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩ひとつまみを入れる

  2. カリフローレを入れて、約1分だけ茹でる

    • 黄緑色がぱっと明るくなったらすぐOK

  3. ザルにあげて、軽く湯気を飛ばす

    • 冷水にはとおさず、余熱で火を少しだけ通すイメージ

食べ方

  • お皿にカリフローレを盛り、

    横に小さな小鉢で醤油麹を添える

  • スティックおつまみのように、

    醤油麹をちょん、と先っぽにつけてかじる

 


口の中で起きていること

この食べ方をすると、口の中ではこんなことが起きます。

  1. 最初に、カリフローレのシャクッとした歯ごたえ

  2. その直後に、茎の内側からみずみずしい甘さ

  3. 後から、醤油麹の発酵由来のコクと香り

味の方向性としては、

「濃い味でごまかす」のではなく、

「素材の甘さに、発酵のうま味をちょっと乗せる」

そんなバランスです。

お酒のおつまみにも合いますし、

子どものおやつにも、夕飯のもう一品にもなります。


体がよろこぶ「野菜 × 発酵」の小さな一皿

カリフローレと醤油麹だけの一皿は、

見た目はとても地味かもしれません。

でも、体にとってはうれしいことがいくつもあります。

  • カリフローレのビタミンや食物繊維

  • 醤油麹の発酵によって生まれるアミノ酸(うま味)

  • 短い加熱時間で、野菜の力をあまり壊さない調理法

甘いお菓子やスナックの代わりに、

こういう一皿が「普通」に出てくる家は、

体にとっても心にとってもホッとできる場所になるなぁと感じています。


福岡・北九州で「家」と「食」を一緒に整えるということ

私は、福岡・北九州で自然素材の家づくりをする注文住宅の工務店として仕事をしつつ、

畑や発酵食堂プクプクの活動も続けています。

どちらも根っこでは、同じことを考えています。

  • 健康住宅(からだに負担の少ない家)

  • 自然素材の家(無垢材や漆喰、塗り壁などを使った家)

  • 室内空気や空気環境を整えること

  • アレルギーやシックハウスに配慮した暮らし方

こうした**「いのちの器」としての家づくりと同時に、

毎日の食卓で
発酵や野菜をシンプルに味わう習慣**が育っていくと、

体感温度やにおい、空気のやわらかさまで、

なんとなく「心地いい」がそろってくる

そんな感覚があります。

  • 自然素材の家で

  • カビやダニをため込まない空気環境を整え

  • 台所からは、発酵のやさしい香りがふわっと漂う

その中心に、

**「さっと湯がいたカリフローレと醤油麹」**のような、

小さな一皿があったら嬉しいな、と想像しています。


今日できる、小さな一歩

もしスーパーや直売所でカリフローレを見かけたら、

ぜひ一度、シンプルに試してみてください。

  1. 買ってくる

  2. 1分だけ湯がく

  3. 醤油麹をちょんとのせて食べてみる

それだけで、

「あ、こういう“やさしい満足感”もあるんだな」

と、体が教えてくれるかもしれません。

発酵食堂プクプクでは、

今後もこうした野菜×発酵のシンプルな組み合わせを、

少しずつご紹介していきますね。


FAQ(よくある質問)

Q1. カリフローレはどこで手に入りますか?

A. 冬〜春にかけて、直売所や道の駅、こだわり系のスーパーなどで見かけることが増えました。福岡・北九州周辺でも、地元農家さんのコーナーに並ぶことが多い印象です。見た目が「細長いカリフラワー」のような野菜を探してみてください。

Q2. 茹で時間はどのくらいがちょうどいいですか?

A. 歯ごたえを残したい場合は、1分前後が目安です。色が明るい黄緑になった瞬間に引き上げると、コリコリ感と甘さがいちばん引き立ちます。くたっとなるまで茹でると、カリフローレらしさが少しもったいないです。

Q3. 醤油麹がない場合はどうしたらいいですか?

A. 醤油麹がない場合は、醤油+少しの麹を混ぜたものでも近い風味になります。それも難しい場合は、まずは普通の醤油だけで試してみてください。それでも十分おいしいですが、やはり醤油麹にすると、発酵のまろやかさが加わって「角のとれた味」になります。