じゃがいも掘りの体験学習|アグリゾートで出会った「いのちの循環」
こんにちは!福岡のビオハウジングで住宅設計をしている、健康オタクの竹森哲也です。
先日、子どもたちと一緒に、アグリゾートさんの畑で**「じゃがいも掘りの体験学習」**をしてきました。
スコップで土を掘り、手で土を崩しながら、ミミズや蛹(さなぎ)、ふかふかに団粒化した土に出会い、子どもたちは**「良い土・悪い土」を、頭ではなく身体で**感じていました。
単に「じゃがいもをお土産に持って帰るイベント」ではなく、食べ物・植物・生き物・種(次のいのち)までつながる、濃い学びの時間になりました。
1. アグリゾートでの「じゃがいも掘り体験学習」

畑に着くと、子どもたちはもうワクワク全開。
「どこにじゃがいもがあるの?」
「どれくらい大きいかな?」
と、まだ見ぬ**”土の中の世界”**に想像をふくらませていました。
実際に畝を崩してみると…
🌱 団粒化した、ほぐれやすい土
🪱 その中から出てくる ミミズや蛹
🌿 土の粒と粒のすき間に伸びた細い根っこ
子どもたちは、芋を探しながら、自然とこんなことを口にします。
💬 「ミミズがいる土はフカフカだね」
💬 「ここは固い土やね。芋、あんまり出てこんね」
この時点で、もう立派な「土壌学の実験」になっています。
教科書で「団粒構造」と読んでもピンとこないものが、手のひらと足の裏を通して、スッと腑に落ちていく瞬間でした。

2. 土に触れることは、最高の理科と道徳の授業
じゃがいも掘りは、よくある「収穫体験」に見えますが、視点を少し変えると、理科+道徳+食育がぎゅっと詰まった授業になります。
子どもが自然に学んでいたこと
① 土は汚れではなく、生き物のすみか
🪱 ミミズ、虫、微生物、根っこが一緒に暮らしている**「街」だと気づく**
② 良い土・悪い土の違い
✅ 団粒化した土=ほぐれる・掘りやすい・芋がたくさん
❌ 固い土=スコップが入らない・芋が少ない
③ 「いのちをいただく」感覚
🥔 自分の手で掘り出したじゃがいもを持つと、**「これがごはんになるんだ」**と、食べ物への敬意が自然に生まれる
学びは、誰かが説教して教えたものではなく、土と芋と生き物が、勝手に教えてくれたものでした。
3. じゃがいもは「ただの野菜」じゃなく、いのちのバトン
今回、特に大事にしたかった視点がひとつあります。
それは:
じゃがいもを「モノ」ではなく、生きているいのちのバトンとして見ること。
じゃがいもの一生を、子どもにもわかる言葉で
🌱 春:種芋を土に植える(これが最初のバトン)
🌿 土の中:根と茎が伸びて、光と水と土の栄養を受け取る
🥔 やがて:根っこの先に、また新しいじゃがいもがつくられる
🌾 収穫:その一部は食べ、一部は来年の種芋として残せる
子どもたちには:
💬 「今日掘ったじゃがいもは、食べ物であり、同時に”来年の種”でもあるんだよ」
と話しました。
ただ**”取って終わり”ではなく、”次のいのちへつなげる”**という視点を持つことで:
💚 「もったいない」
💚 「大事に食べよう」
という感覚が、知識ではなく感情として育っていくからです。
4. 家でもできる「ミニ・アグリゾート教育」のヒント
アグリゾートでの体験は、その日だけの思い出にしてしまうのはもったいない。
少し工夫すると、家でも続きの学びができます。
① 掘ったじゃがいもで”学びをもう一度”
🥔 帰宅後、じゃがいもを見ながら:
❓ 「どの土から出てきたっけ?」
❓ 「ミミズがいた場所の芋はどうだった?」
と振り返る。
🎨 じゃがいもの絵を描いて、土の中の様子(根っこ・ミミズ・虫)も一緒に描いてみる
② 一部を「来年の種芋」として取っておく
🌾 一番形の良いものを、あえて食べずに**”種芋箱”**へ
📝 箱に、子どもに一言書いてもらう:
- 「来年のごはんの約束」
- 「〇年〇月、だれだれが掘った種芋」など
③ 家の庭・ベランダで「小さな畑」
🪴 プランター+市販の培養土でも十分
👦 子どもに、次のポイントを任せてみる:
- 水をやる日を決める
- 表面の土の乾き方・手触りを記録する
- たまにスコップで少しだけ端を掘り、根や虫の様子を観察
「土に触れる場所がある家」は、それだけで子どもの感性が育つ”教育環境”になります。
5. ビオハウジングの家づくりと「土に触れる教育」
ビオハウジングでは、断熱や耐震と同じくらい、**「子どもが自然に触れられる動線」**を大事にしています。
家づくりの工夫
🌳 すぐ土いじりできる庭やテラス
👟 靴のまま出入りしやすい土間
🏡 自然素材の室内と外庭が、ゆるやかにつながるプラン
こうした作り方は、単に”おしゃれな家”のためではなく:
🌱 土に触れる
🌿 育てる
🥔 収穫して食べる
🌾 そして、次の種を残す
という**「いのちの循環」を、暮らしの中で何度も体験できるようにするため**です。
アグリゾートでのじゃがいも掘りは、そんな家づくりの考え方と、まっすぐにつながる一日でした。
まとめ
🥔 じゃがいも掘りは、単なる収穫体験ではなく「いのちの循環」を学ぶ場
🥔 土に触れ、生き物を見つけ、良い土・悪い土を身体で感じる
🥔 じゃがいもは食べ物であり、来年の種でもある——いのちのバトン
🥔 家でも続きの学びができる:種芋を残す、プランターで育てる
🥔 ビオハウジングの家づくりは、土に触れる動線を大切にする
アグリゾートでのじゃがいも掘りは、土に触れ、生き物を見つけ、自分の手で収穫し、さらに**「これは来年の種にもなる」と知ることで、子どもたちがいのちの循環を身体で学ぶ、最高の体験学習**になりました。
ビオハウジングでは、こうした自然とのつながりを大切にした家づくりを、福岡・北九州でご提案しています。