免疫力は「高める」より「整える」福岡・北九州の注文住宅と、身体がよろこぶ暮らしの関係
こんにちは、福岡のビオハウジング
健康オタクの住宅設計士、竹森哲也です。
「免疫力を高めましょう」「免疫力アップの〇〇」という言葉、よく聞きますよね。
一方で、医学的には免疫はある程度の年齢で“頭打ち”になり、あとは大きく上がるというより“乱れないようにする”ことが大切とも言われます。
この記事では、
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免疫力は本当に高められるのか?
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「高める」より「正常化(整える)」が大事とはどういうことか
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福岡・北九州の家づくり・室内環境と免疫の関係
を、福岡・北九州で注文住宅をつくっている工務店の視点から、やわらかくお話してみます。

「免疫力を高める」より、「乱れにくい室内環境」に整えることが大切です。
「免疫力を上げなきゃ」と頑張っていた頃の失敗談
少し、私自身の失敗談から。
昔の私は、体調を崩したときにこんな発想でした。
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とにかくサプリや栄養ドリンクで“ブースト”
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寝不足でも「気合いで乗り切る」
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たまに熱が出ると「免疫力が落ちてるんだ」と自分を責める
一時的にはスイッチが入ったように動けるのですが、
数週間~数ヶ月たつと、必ずドンと大きく体調を崩す。
風邪が長引いたり、だるさが抜けないまま仕事を続けてしまったり…。
その頃は、
「自分は免疫力が低いんだ」
「もっと高めなきゃ」
と“量”の問題だとばかり思っていました。
うまくいかなかった根本原因:免疫は「強さ」より「バランス」
あとから勉強して分かったのは、
免疫は「筋肉のように、とにかく大きく強くすればいい」というものではない、ということでした。
免疫とは?
免疫 = 細菌やウイルスなどの異物から体を守る仕組み
ですが、ポイントはここです。
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弱すぎる → 感染しやすい・治りにくい
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強すぎる → 花粉症などのアレルギー・自分を攻撃する自己免疫に傾きやすい
つまり、
「もっと強く」より「ちょうどよく働いてくれる状態」=バランスが大事なんですね。
サプリで一時的に“攻撃モード”を上げても、
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寝不足
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ストレス
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乱れた食事
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冷えすぎ・暑すぎ・乾燥しすぎの室内
こうした日々の環境が乱れていると、免疫はすぐに“音割れしたスピーカー”のように不安定になります。
「免疫は年齢で高止まり」ではなく「質が変わる」
よく言われる
「免疫はある程度の年齢で高止まりする」
という言葉。
ここだけ切り取ると、「じゃあもうどうにもならないの?」と感じてしまいますよね。
実際には、
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子ども期:感染を経験しながら免疫を学習中
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成人期:生活習慣で調子が大きく変わる時期
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中高年以降:
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新しい感染症への反応はゆっくりに
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その代わり、慢性的な炎症が増えやすい
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というふうに、**「高さ」より「質の変化」**が起きていきます。
ここで私が大事だと感じているのは、
「年齢のせい」と割り切るのではなく、
“今の年齢なりに、免疫が整いやすい環境”にしてあげることです。
免疫を「正常化」する5つの柱
免疫を整えるのは、特別な裏ワザというより暮らしの土台づくりに近いです。
家づくりにたとえると、
基礎 → 構造 → 断熱・設備 → 仕上げ
の順番を無視できないのと同じです。
① 睡眠(いちばんの基礎)
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免疫細胞の修復・調整は、主に睡眠中に行われます。
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まずは
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起きる時間を大きくズラさない
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寝る前のスマホ・仕事を少しだけ減らす
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これだけでも、「風邪をひいても治りが早い」体に近づきます。
家づくりでできること
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静かで暗く、ちょうどいい温度の寝室
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冬:だいたい18〜22℃くらいを目安に
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結露しにくい断熱・窓計画
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エアコンの風が直接あたらないベッド配置
② 栄養(体をつくる材料)
免疫細胞も「細胞」。材料が足りなければ元気に働けません。
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タンパク質(肉・魚・卵・豆など)
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食物繊維(野菜・海藻・きのこ・雑穀)
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発酵食品(味噌・納豆・ぬか漬けなど)
こうしたものが**“ほどよく”日々の食卓に並ぶかどうか**が、腸内環境と免疫に影響します。
家づくりでできること
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キッチンを家族の中心にして、料理がしやすい動線にする
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パントリーや冷蔵庫の配置で、“つい買い置きの加工食品”に頼りすぎない工夫
③ 運動(血流とリンパの循環)
免疫細胞は、血液やリンパ液に乗って全身をパトロールしています。
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まったく動かない → 巡りが悪くなる
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激しすぎる運動 → 逆に免疫を一時的に下げることも
**“少し息が弾むくらいの運動を、こまめに”**が理想です。
家づくりでできること
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階段の上り下りを“ちょっとした運動”にできる間取り
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庭やテラスとつながったリビングで、ふと外に出たくなる動線
④ ストレスと自律神経(ON/OFFの切り替え)
免疫は、自律神経(交感神経・副交感神経)の影響を強く受けます。
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ずっと緊張モード(交感神経優位)だと、炎症が続きやすい
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ほどよくリラックス(副交感神経)が入ることで、回復が進む
家づくりでできること
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柔らかい木の床、自然素材の壁など、触った瞬間ホッとする質感
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日中は自然光が入り、夜は落ち着いた照明に切り替えられる計画
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合成香料(人工的な強い香り)を減らし、空気のストレスを少なくする
⑤ 予防医療(専門家とのチーム)
生活習慣と家づくりで“土台”を整えつつ、
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ワクチン接種
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定期的な健康診断
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歯周病など慢性炎症のケア
を、かかりつけの先生と一緒にメンテナンスしていく。
これも、免疫を“正常な範囲”に保つ大事な柱です。
福岡・北九州の気候と、免疫が喜ぶ室内環境
福岡・北九州の冬は、数字だけ見ると「そこまで寒くない」と言われることがあります。
でも、住んでいる方はよくご存じのように、
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しっとりした寒さ
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冷たい風雨
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家の中までじわっと冷える
そんな**「体感的にきびしい寒さ」**があります。
このとき、暖房が効いているリビングと、
冷えた廊下・脱衣室・寝室との温度差が大きいと、
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血圧の急な変化(ヒートショックのリスク)
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体の冷え → 免疫の働きが鈍りやすい
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乾燥しすぎた空気 → ウイルスが広がりやすい
など、免疫にとって負担の大きい環境になってしまいます。
免疫が喜ぶ「温度と湿度」の目安(ざっくり)
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室温:18〜22℃前後(冬)
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湿度:40〜60%くらい
福岡・北九州の注文住宅では、
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断熱性能(Ua値:外へ逃げる熱の少なさ)
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気密性能(C値:家のすき間の少なさ)
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換気システムの計画
を整えることで、過度にエアコンの風に頼らず、空気と温度を“やさしく”保つことができます。
こんな方は「免疫の正常化+家づくり」を見直すタイミング
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風邪をひくと、毎回長引く
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冬になると、家の中でいつも体が冷えている感じがする
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アレルギーや鼻炎が年々つらくなっている
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朝起きたとき、体の重さが当たり前になっている
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家族に「寒い」「暑い」の感じ方の差が大きい
こうしたお悩みがあるとき、
「免疫力が低いからだ」と自分を責める前に
“暮らしと家の環境”を一緒に見直してみる
ことが、とても有効だと感じています。
まとめ:免疫は「高める」より「室内環境のように整える」
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免疫は、ある年齢で“高止まり”というより質が変化していく
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むやみに「高める」のではなく、
「必要なときに、必要なだけ働く状態」に整えることが大切 -
そのための土台は
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睡眠
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栄養
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運動
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ストレスケア
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予防医療
そして、
**体がほっとゆるむ「家の環境」**です。
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福岡・北九州で、身体がよろこぶ家づくりをしたい方へ(CTA)
ビオハウジングでは、
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「免疫力アップの家」よりも、
「免疫が乱れにくい、やさしい環境の家」 -
数字(Ua値・C値)だけでなく、
温度・湿度・光・匂い・音の“体感”
を大切にしながら、福岡・北九州の気候に合った注文住宅をご提案しています。
「体調の波を、今より少しでも穏やかにしたい」
「子どもたちが、落ち着いて眠れる家にしたい」
そんなお話からで大丈夫です。
家づくりのご相談は、雑談のような感覚でお気軽にお問い合わせください。
図面よりも先に、**“今の暮らしと体の声”**を一緒に整理していきましょう。