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脳は騙されやすい?脳と意識を分けて考えると見えてくる、福岡・北九州の家づくりと健康住宅の選び方

こんにちは、福岡のビオハウジング 健康オタクの住宅設計士 竹森哲也です。

ある日、展示場をぐるっと回って帰った夜のこと。

「今日はいい家をたくさん見たぞ〜」と満足しているはずなのに、どこか胸のあたりがモヤモヤして落ち着かない。

頭の中にはキラキラしたキッチンや豪華なリビングが並んでいるのに、身体はなぜかどっと疲れている——。

このとき、ふと浮かんだのが

「あぁ、脳って本当に簡単に騙されるなぁ」

という感覚でした。

今日は、そんな**「脳と意識を分けてみる」視点**から、

家づくりと暮らしの話を書いてみたいと思います。


1. 脳と意識を分けて考えるってどういうこと?

● 脳=高速だけど、思い込みだらけのコンピュータ

  • 過去の経験や広告・SNSの情報をもとに

    「これは良さそう」「これは危なそう」と瞬時に判断する装置

  • 省エネのために**「思い込み」や「近道(バイアス)」**をたくさん使う

    (例:人が集まってる=きっと良い物だ、ブランド=安心…など)

意識=それを見ている「もう一人の自分」

  • 「本当にそれでいい?」と選び直せる、自分の内側の感覚

  • からだの違和感、匂いのイヤさ、子どもの表情など、

    言葉にならないサインを拾い上げる役

簡単に言うと、

脳=条件反射で動く担当/意識=立ち止まって問い直す担当

という感じです。

家づくりでは、この「条件反射で動く脳」だけで決めてしまうと、

暮らし始めてから「あれ?なんか違う…」が起きやすくなります。


2. なぜ脳はそんなに騙されやすいのか?

● ① 「快楽」と「安心」を最優先する

  • タダでもらえるもの(クオカード・特典)

  • ピカピカ・キラキラした内装

  • 「今だけ」「限定」といった言葉

こうしたものを見ると、脳はすぐに

「ここは良い会社・良い家に違いない」とラベル貼りをしてしまいます。

● ② 他人との「比較」に弱い

  • 「友だちも大手で建てた」

  • 「インスタで見た家みたいでカッコいい」

  • 「坪単価◯◯万円って安いのかな?」

脳はすぐに他人と比べて安心したがる性質があります。

● ③ 強い刺激・演出に引っ張られる

  • 強めのアロマや芳香剤の香り

  • ホテルのような照明演出

  • 大きな画面・派手なパンフレット

これらは、「気持ちよさのようなもの」を一瞬でつくりますが、

それが本物の快適さ(身体のラクさ)かどうかは別問題
です。


3. 家づくりでよくある「脳の勘違い」3パターン

ここからは、具体的なシーンで見てみましょう。

① モデルハウスの魔法

  • 床暖房+強めのエアコン+短時間の滞在

    → 「あったかい=冬も快適!」と脳が即決しがち

  • 現実は

    → 実際の自宅ではそこまで暖房費をかけられない

    → 断熱・気密が弱いと、光熱費と体感が合わなくなる

② 香り・BGM・演出の魔法

  • ホテルのような香り、癒やし系BGM、間接照明

    → 「ここに住んだら人生うまくいきそう」と脳が勝手にストーリーを作る

  • でも身体は

    • 少し頭が重い

    • 目がチカチカする

    • 子どもが落ち着きなくソワソワしている

      …など、違和感のサインを出していることもあります。

③ スペック・ブランドの魔法

  • 「有名メーカー」「受賞歴」「最新設備」

    → ラベルだけで安心してしまう

  • でも

    • VOC(揮発性化学物質)や室内空気の話はあまりされない

    • 実際の体感温度や音、匂いの説明はさらっと流される

脳はラベルと数字が大好きですが、

「自分や子どもの感覚」までは見てくれません。


4. 脳を一歩引かせて「意識」を前に出す4ステップ

ここからは、具体的な「脳と意識の分離トレーニング」です。

● ステップ1:まず呼吸とからだに戻る

モデルハウスや見学会で、いきなり判断せずに

  • 深く3回ゆっくり息をする

  • 「肩に力が入っていないか?」

  • 「胸のあたりがソワソワしていないか?」

と、自分のからだの感覚を一度チェックしてみます。

● ステップ2:五感チェックのメモを取る

  • 温度感:暑い/寒い/ちょうどいい

  • 匂い:何も感じない/木や漆喰のやわらかな匂い/強い香り

  • 音:静か/機械音や風の音が気になる

  • 光:まぶしい/落ち着く/暗い

など、五感のメモをスマホに軽く残しておくと

「脳の興奮」と「からだの本音」を分けて見やすくなります。

● ステップ3:24時間の暮らしシーンを想像する

その家での

  • 冬の朝、素足でトイレに行くとき

  • 雨の日に室内干ししたときの匂い

  • 子どもが熱を出して一晩看病するとき

こうした具体的なシーンをイメージしながら、

「そのとき、この空気と温度で大丈夫?」と自分に質問してみます。

● ステップ4:子どもの反応を「データ」として扱う

子どもは脳より先に感覚が反応するセンサーです。

  • 「なんかここ、匂いがイヤ」

  • 「この家、木の匂いがして好き」

  • 「ここだと頭がいたい」

こうしたつぶやきは、どんなパンフレットよりも大事な情報

脳の判断より、まず意識側に「保存」しておいてください。


5. 「脳がごまかされにくい家」の条件とは?

ここからは、ビオハウジングが考える

**「脳が騙されにくく、意識とからだが納得する家」**のポイントです。

● ① 空気:匂いと透明感

  • 自然素材の家(無垢材・漆喰・自然塗料)を基本に

    室内空気を濁らせない設計

  • 芳香剤のにおいでごまかさず、

    「何も匂わない/ほのかに木の香りがする」を目指す

  • シックハウスやVOC、PM2.5、花粉・黄砂の対策まで含めた健康住宅

● ② 温度:数字より「体感温度」

  • Ua値(外へ逃げる熱の少なさ)やC値(家のすき間の少なさ)などの性能は大事

    でも、最終的に大事なのは

    • 壁・床・天井の表面温度

    • 足元の冷え

    • ヒートショックのリスク

  • エアコンの風を強く当ててごまかすのではなく、

    断熱と換気で**「静かな暖かさ/静かな涼しさ」**をつくる

● ③ 音と光:静けさとやわらかさ

  • エアコンの風の音やコンプレッサー音がなるべく少ない計画

  • 朝の光・夕方の光がやさしく入る窓計画

  • 「つねに明るい」よりも、「落ち着きたいときに落ち着ける」光

● ④ 微生物と暮らし:発酵する家の感覚

  • 過剰な除菌ではなく、木・土・布などの素材と

    微生物がバランスよく存在できる環境

  • それが結果的に

    • 洗濯物のにおいがすっきり乾く

    • カビやダニに悩まされにくい

    • 寝つきや頭痛がやわらぐ

      などのからだレベルの変化につながります。

 


6. 福岡・北九州で家づくりを考えている方へ

ビオハウジングのある北九州市のような地域では、

湿度や気温の変化が大きく、空気環境と体感温度が暮らしの質を大きく左右します。

だからこそ、脳だけでなく「意識とからだ」を一緒に連れて家を選んでほしいのです。

  • 「広告や評判に流されすぎているかも…」

  • 「本当に自分や子どものからだが喜ぶ家って何だろう?」

  • 「自然素材の家や健康住宅に興味があるけれど、何から聞けばいいかわからない」

そんな方は、ぜひ一度、

脳と意識を少しだけ分けて、お話ししてみませんか。

福岡・北九州での注文住宅づくりを、

「スペック」だけでなく「いのちの環境」から一緒に考える工務店として、

ビオハウジングがお手伝いできればうれしいです。


FAQ(人が読む用)

Q1. 「脳と意識を分ける」と、家づくりでどんな良いことがありますか?

A. 広告やブランド、展示場の演出に流されにくくなり、

「からだが本当にラクな家」「子どもが落ち着ける家」に近づきます。

結果として、建てたあとに後悔しにくくなるのが一番のメリットです。


Q2. 見学会やモデルハウスで、具体的に何をチェックすればいいですか?

A. まず深呼吸してから、

  • 匂い(強い香りがしないか)

  • 音(機械音や風の音がうるさくないか)

  • 足元の冷え

  • 子どもの表情や様子

を落ち着いて見てみてください。

「なんとなく疲れた」「頭が重い」と感じたら、脳ではなくからだのサインを優先してあげてください。


Q3. ビオハウジングでは、どんな点に気をつけて設計していますか?

A. 数値としての断熱性能や換気性能はもちろんですが、それ以上に

  • 室内空気(VOC・シックハウス・におい)

  • 体感温度(静かな暖かさ・涼しさ)

  • 五感(匂い・光・音・肌触り)

  • 微生物が循環しやすい素材選び

を大切にしています。

**「脳が興奮する家」ではなく、「心とからだがほどける家」**を目指しています。

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